強力吸盤付フック「吸盤革命」。 私は「吸盤革命」を3箇所で計6個も使っていますが、それは「吸盤革命」が他の吸盤付製品に比べて強力だから。 ただし、さすがの「吸盤革命」も壁や天井の材質により得意、不得意があります。 そこで私が実際に使ってる場所・使えなかった場所をご紹介します。

吸盤革命って

「吸盤革命」の売りは「密着ジェルでしっかり吸い付く」「凸凹対応吸盤」です。 私も最初に東急ハンズで見つけたときは、このキャッチに反応しました。

実際に使ってみると確かに強い吸着力で重いものでもぶら下ることができることがわかり、今はリピート買いして色んな場所でつかっています。

実際のモノをざっくり見てみます。
表側はフックと吸盤をパチンと固定するためのレバーがついています。 吸盤革命・表側 吸盤側は、密着ジェルで黒光りしていて、触ると「ねっとり」しています。 この「ねっとり」でレバーをパチンとする前から吸い付くように張り付きます。 貼り付ける位置を間違えたら、黒い出っ張りの部分を持って密着ジェルを壁から剥がします。 吸盤革命・吸盤側 これはパッケージの裏面の説明書です。 取り付けられる場所と取り付けられない場所、材質や取り付け場所ごとの耐荷重量が記載されています。

吸盤革命・説明書

私が使ってる場所

では、実際に私が使っている場所から見ていきます。

浴室の天井(強化プラスチック)

天井は強化プラスチックですね。表面は少しだけ凸凹しています。

防水性の高い材質なので、しっかり密着して貼り付いてくれます。

私は洗濯物を浴室乾燥で一度に干すために、 物干し竿と洗濯ハンガーを増設しています。 濡れた洗濯物をたくさん干すのでかなりの重量になりますが、剥がれること無くしっかりと吊るしてくれます。

物干し竿は吸盤革命・フック・中を2個、 洗濯ハンガーは吸盤革命・フック・大を使って吊るしています。

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浴室の扉(スリガラス)

浴室の扉はよくあるプラスチックっぽいスリガラスです。

表面がかなり凸凹していますが、吸盤革命はバッチリ貼り付いて剥がれません。 ハンガーに濡れたタオルを掛けて吊るしても大丈夫です。

以前、強力吸盤付タオルハンガーを買った時は、すぐに剥がれて使えませんでした。

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ダイニングテーブルの裏(ラミネート)

私のダイニングテーブルは水を弾くラミネートという材質です。

表面はツルツルしていますので余裕ですね。 ここにゴミ場をぶら下げていて、かなり乱暴につかっていますが、それでもしっかり貼り付いて剥がれることはありません。

ちなみに、このゴミ箱はイノマタ化学 ダストボックス ライズ 5L ホワイトで、吸盤革命で吊るせるように探して買いました。

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使えなかったところ

ここからは、チャレンジしたけど使えなかったところです。

チェストの側面(木製ツキ板)

木目のツキ板が貼られているチェストの側面でチャレンジしました。

最初は貼り付いたのですが、1時間後には剥がれてしまいました。 まぁ、説明書に書いてあるとおり「無塗装の木」はダメということですね。

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小物収納の扉の裏(木製塗装)

小物収納の扉の裏は木製で塗装されていますが、かなりザラザラした仕上げです。

意外としっかりと貼り付いた手応えがあったので期待しましたが、翌日には剥がれてしまいました。

「塗装された木」でも塗装面に小さい隙間があるようなものはダメですね。 吸着面が真空になるような防水塗装なら大丈夫なのかもしれません。
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というわけで

水が染み込むような木製の壁はダメでしたが、 プラスチックやラミネート、すりガラスなど防水性のある場所では抜群の吸着力を見せてくれます。

少なくとも、私が使ったことのある吸盤型の吊り下げ製品では、 ここまで重いものをぶら下げられるものはなかったですね。

あと付けで拡張できる建築部材といったところでしょうか。

できれば、もう少しスタイリッシュなデザインになってくれると、もっと目立つところでバシバシ使えるので言うこと無いんですが。建築の友さん、いかがでしょうか?