今年もe-taxで確定申告しました。医療費控除もふるさと納税の申告もありましたが、本命は「FXの損失繰越」の申告です。今回は平成28年分の「FXの損失繰越」をした申告書の実物を公開します。「第三表」「先物取引に係る損失用」「先物取引きに係る雑所得等の金額計算明細書」の3ページになります。

FXで損失繰越

公開する(恥をさらす)趣旨

今年も株取引とFXを多少なりともするであろう自分を戒めるためです。

これからは資金管理をちゃんとやろうと思っています。この損失繰越の数字はその土台となるはずです。 昨年までも証拠金の推移は見ていましたが、今年はある程度トレードの内容に踏み込んだ振り返りをして、戦略面とメンタル面の双方にフィードバックしようと考えています。

繰越損失に関係する申告書

冒頭に書いたとおり、FXに関係する帳票は「第三表(分離課税用)」「先物取引に係る繰越損失用」「先物取引きに係る雑所得等の金額計算明細書」の3枚です。

損失がFX(含む先物取引)だけなら「第四表(損失申告用)」の提出は不要のようです。 e-taxで正しく損失を入力しても第四表は出力されないので。

では、順に見てみましょう。

第三表(分離課税用)

FX関連以外のところはモザイク掛けています。うっすら桁はわかりますが。。。

赤枠で囲ったところが、翌年に繰り越されるFXを含む先物取引の損失額です。 145.2万円ですね。この金額が来年度のFXの所得金額から控除されます。

たとえば、来年145.2万円の利益が出て今までの分を取り返すと仮定します。145.2万円のFXの利益に対する納税額は約29万円です。でも過去3年の損失繰越が145.2万円あるので、それと通算してチャラになります。

H28 第三表

先物取引に係る繰越損失用

これは、過去3年分の損失繰越と今年度の損益の計算をする帳票です。

  • ①が今年のFXの雑所得額。
    私の場合は赤字なのでマイナス額で、-137.5万円です。
  • ②〜⑫が過去3年分の損失繰越額との計算です。
    私の場合、昨年の平成27年の損失繰越が7.6万円あります。
    ①がプラス額だと昨年までの繰越額から減算されていきます。
  • FX以外の雑所得に損失がある場合、第四表と⑬〜㉑を記入します。
    私は雑所得の損失はFXのみなので空欄です。
  • これらを全て算入した結果が青枠㉖の145.2万です。これが「第三表」の赤枠(91)の金額になります。

先物取引に係る繰越損失用

先物取引きに係る雑所得等の金額計算明細書

これはFXなど先物取引の所得内容の明細です。

  • FX会社毎に列を分けて記入します。
    私の場合は3社を使ってFXをしてたってことです。
  • FXの場合、決済方法は「仕切」になります。
  • ①〜④にFX会社毎の決済済み損益を記入します。
  • ⑤に取引にかかった手数料を記入します。
    私は楽天証券(のFXCM)でスプレッド以外に手数料があったので記入します。
  • ⑦〜⑨は⑤⑥以外の必要経費を記入します。
    私はMac等の減価償却費、スマホ・タブレットの割賦・通信費用、自宅のネット費用を申請しています。

なお⑦〜⑨の金額は、FX用途での使用分だけを計上する必要があります。私は時間比率でFX用途とその他用途を按分して算出しています。税務署から求められたら提出できるように算出根拠の資料を準備してあります。

結局、取引の損益、手数料、必要経費を合算した-137.5万円を、先程の「繰越損失用」の金額になります。

H28syo先物取引きに係る雑所得等の金額計算明細書

以上が

平成28年分のFXの損失繰越の申告内容になります。

JFXは少額プラスになっていますが、楽天MT4とFXTFの損失が大きかったです。 これは米大統領選のときに使った会社が楽天とFXTFだったせいです。

トランプが勝ったのにドル円が上げたのが予想外でした。 逆張りしてたのでトランプ勝利までは良かったのですが、相場に裏の裏をかかれました。 そして、まんまとプロスペクト理論どおりに損失の感覚が鈍ってハマってしまいました。

もっとも、それ以外は勝っていたのかというと、そうでもありません。

行き当たりばったりのトレードでは勝ち続けられません。 やはり日頃から相場の事前分析とトレード結果の振り返りが戦略面とメンタル面の双方にとって重要なんだなぁと痛感した1年でした。

今年は損失繰越分をチャラにして、お国のためにガッツリ納税できるようにがんばります。