今年も確定申告の時期が来ましたね。 私はサラリーマンですが「ふるさと納税」「医療費控除」「株やFXの損益」があるので確定申告をします。

去年はVMware Fusion上のWindowsからe-Taxで確定申告をしましたが、 それではなんとなく釈然としないので、今年はMacOS上で確定申告に挑戦することにしました。

とりあえず、ICカードリーダとe-Taxで使うJPKI利用者ソフトの環境準備をしたので手順を備忘録的に残しておきます。

注意:本記事では2017年1月21日時点でe-TaxおよびICカードリーダ製造元がサポート対象としていないmacOS Sierra(10.12.2)を自己責任で使用しています。サポート対象外のバージョンを試される方は自己責任でお願いします。

確定申告って?

この説明は端折ります。以下の参照ページを読むと分かります。

macOSでe-Tax準備編

以下の参考ページを見ながらe-Tax使用環境の準備について説明していきます。

流れをざくっとサマると、以下の4ステップを準備すれば良いようです。

  • Step.1 利用環境の確認
  • Step.2 マイナンバーカードの取得
  • Step.3 ICカードリーダライタの準備
  • Step.4 事前準備セットアップ
    ①ルート証明書と中間証明書のインストール
    ②「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」のインストール

では、各ステップ毎にすすめていきます。

Step.1 利用環境の確認

e-TaxがサポートするMacOSのバージョンは、こうなっています。 19
いきなり、私のMacのOS Sierra(10.12.2)とSafari 10.0.2はサポート対象になっていません(2017.1.21時点)。が、こんなことで怯んでいてはMacでは何もできませんのでスルーして進んでみます。

Step.2 マイナンバーカードの取得

私は昨年マイナンバーカードを取得しているのでクリアです。 未取得の場合は、下記の参考ページを確認してみると良いと思います。最終的には居住している市区町村の役所に相談です。

Step.3 ICカードリーダライタの準備

①ICカードリーダの選定

去年、Windowsで使ったSony RC-S380にはMac用ドライバがありません。 いろいろ試してみましたが、結局はe-Taxに必要な「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」からは使えないのでダメでした。

改めて、下記参考ページにリンクがある「ICカードRW一覧」からMac対応しているICカードリーダを探します。

Sierra用がないので、とりあえずEl Capitan用から物色。 58
結局、私は非接触型のACR1251CL-NTTComを購入しました。 IMG_0871

② ICカードリーダの接続

ACR1251CL-NTTComをセットアップしていきます。

とりあえず、Macに(USB-C→USB-A変換して)ICカードリーダを接続します。 接続するとICカードリーダのLEDが一瞬オレンジ色になってから緑色で点滅します。 マイナンバーカードを上に置くとLEDが点滅ではなく緑色で常時点灯になります。 IMG_0874

③ ドライバソフトの入手

ここからは「NTTコミュニケーションズICカードリーダ」サイト内を参照します。

やはり、macOS 10.12 Sierraには未対応(2017.1.21時点)となっていますが、ここもスルーして先に進みます。 スクリーンショット_2017-01-21_11_51_59
このページの下図のリンクからMac用のドライバをダウンロードします。ダウンロードされるファイル名は「AcrMacDriver111.dmg」です(2017.1.21時点 Ver1.1.1の場合)。 スクリーンショット_2017-01-21_11_52_38

④ドライバのインストール

「AcrMacDriver111.dmg」の中の「NTTCom Smart Card Reader Driver.pkg」を実行するとACR1251CL-NTTComのドライバーのインストーラが起動します。「大切な情報」と「ソフトウェア使用許諾の条件」を確認しながら先に進みます。 14
ちなみに「大切な情報」には、こう書いてあります。10.7 以降のバージョンだもーん。 スクリーンショット_2017-01-21_11_54_20
そしてインストールします。インストール後にOSが再起動します。 30
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これでOSが再起動したらICカードリーダACR1251CL-NTTComのセットアップ完了です。

Step.4 事前準備セットアップ

ここから、再び国税庁の「e-Taxをご利用になる場合の事前準備」 ページに戻ります。

①「ルート証明書」のインストール

マイナンバーカードに格納されている「電子証明書」を使うために4つの「ルート証明書」をMacにインストールします。下記の水色の「「KeyImport」フォルダを作成」をクリックして「KeyImport.dmg」をダウンロードします。 57

「KeyImport.dmg」を開くと、4つの「ルート証明書」のファイルがあるので、それぞれをダブルクリックして「キーチェーン」に登録していきます。 01
より具体的な手順は「KeyImport.dmg」に含まれる登録手順書のPDFに書いてあります。

②「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」のインストール

つぎは利用者クライアントソフトのダウンロードに行きます。

このページの「Macintoshをご利用の方」をクリックします。。 29

ここでも例によってmacOS Sierra 10.12がサポート対象OSに含まれていません。こちらでは、safari 9.1以外のブラウザもサポート対象に入ってますね。 まぁ、スルーして進んでみます。 22
そして、JRE 8.0 が必要なんですね。JRE8.0がインストールされていない場合は、Javaのサイトからダウンロードしてインストールします。

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では、「(公的個人認証サービス)利用者クライアントソフト」のダウンロードとインストールをします。下記の「利用者クライアントソフト Ver 3(Mac対応版) ダウンロード 」からダウンロードします。ダウンロードされるファイルは「JPKI03-00.dmg」ですね(2017.01.21時点のVer3.0の場合)。 30
「JPKI03-00.dmg」を開くとインストーラ「JPKIInstall.pkg」があるので実行します。 18
で、インストールします。 最後に、以下のダイアログがでるので「はい」にしておきます。 40

では、「利用者クライアントソフト」を起動してみます。
「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「公的個人認証サービス」の中の「JPKI利用者ソフト.app」を実行します。 立ち上がりました。 05
次に「動作確認」を押してみます。 まず、ICカードリーダの上にマイナンバーカードを乗せないとこの辺にNGとでるようです。 スクリーンショット_2017-01-21_12_12_37
ICカードリーダの上にマイナンバーカードを乗せるとNGがなくなりました。 19
うまく行っているようなので、「自分の証明書」を見てみます。 58
2種類あります。 まず、「署名用電子証明書」。申告書を出すときに署名するんだったと思います。 スクリーンショット_2017-01-21_12_16_25
もう一つが、「利用者証明用電子証明書」。初めてe-Taxを使うとき、「利用者識別番号」を払い出してもらう必要があるけど、そのとき必要だった気がする。 スクリーンショット_2017-01-21_12_15_17

これでMacでe-Taxを使う準備ができたはず。

この後は何するの?

再び、国税庁のサイトに戻り、「 確定申告書等作成コーナー」に行きます。

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ここで確定申告書を作成して、最後に完成した確定申告書をe-Taxで提出します。 12

今月中に会社から源泉徴収票をもらえると思うので、その後で確定申告書を完成させる予定です。 気が向いたら、確定申告書の書き方ついても備忘録を書こうと思います。

準備編、おわり。